タイのIT企業で3年働いてわかったこと

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えいらんずは最近までタイの日系IT企業で働いていました。

IT企業と言っても、プログラミン知識やネットワークエンジニアのような知識があるわけではないので、ヘルプデスク業務という、一般的なITの知識があれば誰でもできるような仕事をしていました。

具体的には、某大手企業の社員が使用する基幹システムや仮想デスクトップアプリ等のサポート業務だったり、物流システムの監視を行い、エラーを検知したら担当部署に連絡をするといったことをしていました。


えいらんずは、日本では特段優秀な社員だったというわけではありませんが、タイに来る時はなぜか妙な自信がありました。

日本とタイを比較した時に、タイの持つおおらかでいい加減なイメージもあり、タイ人は日本人に比べて仕事が遅くて適当でダメな社員が多いと思っていました。妙な自信は、そんなタイ人の中で働けば、日本で中の下くらいの自分でも輝けるのでは?という思いからきていました。

しかし、いざ働き始めてみると、そんなものはただの自分の思い上がりであったことを思い知らされます。

現地で働くタイ人はみんな要領が良く、機転が利き、仕事も正確かつスピーディーにこなしていきます。一方のえいらんずは、大学を卒業したばかりの20歳そこそこの子と比べたら歳をとっているので、スピードでは勝てません。

スピードで若い子に勝てないのは日本にいても同じですが、そういう場合は今まで培ってきた経験などから、若い子にアドバイスできることもあるはずですが、この職場での仕事は極めてシステマチックなもののため、えいらんずが日本で培ってきた「お客様対応」の経験やスキルを活かせる場がありませんでした。

タイの日系企業で働くタイ人は、えいらんずの想像していたのよりも遥かに優秀な人たちでした。この企業が大手だからというのもあるかもしれませんが、卒業大学を聞くと、チュラロンコーン大学やタマサート大学など、タイの東大や早慶のようなところの出身の子たちばかりです。MARCH出身のえいらんずとは地頭が違います。

 

これからタイで働こうとしてる人へアドバイスをするとしたら、えいらんずのように特に専門スキルがあるわけでもなく、リーダーシップやマネジメント力があるわけもない場合、タイ、というより海外で働く場合、苦労をします。

日本では(よほどダメ社員でない限り)年長者、先輩というだけで社内でそれなりの対応をされますが、海外では役職のない日本人のことを現地社員は「ただの外国人」としか見ていませんので、丸腰で勝負することになります。

そもそも、日系企業で雇い入れる日本人のコストはべらぼうに高いです。そのため、一般社員と同じ働き方をされては会社としても割に合わないのです。現地日系企業が日本人に求めているのは、タイ人のマネジメントか、マネジメントでない場合は少なくともタイ人の3倍分の働きを求められます。(時間的な意味でないです)

 なので、自分の武器となるものをできれば2つ3つ備え、採用面接に挑むようにするのがベストです。

 

ゆるさを求めてタイに来たはずが、まだまだえいらんずの苦労は続きそうです。

eiranzu

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